卒業生から、受験生や在学生へのメッセージ

個人の強みの種は専門性から現れるのではないか

現在の所属:東北大学材料科学高等研究所
理学研究科物理学専攻
結晶物理学講座
2020年度博士課程(後期)卒業
日置 友智

hioki
  • 在学中はどのようなことを学んだり研究しましたか
  • フェムト(10-15)秒という極めて短時間だけ露光するイメージング法を使って、磁性体中の磁化の歳差運動が波として伝搬するスピン波と音波の結合を研究していました。ドイツで合計7か月間共同研究も行いました。
  • 卒業後に本学の物理学科/物理学専攻に在籍したことをどのように感じていますか
  • 学部課程から博士課程まで一貫して学生の学習・研究を手厚く支援してくださる環境があったと感じています。特に国際共同大学院制度は海外の研究者とまとまった期間共同研究する機会を得ることができ、非常に有意義でした。
  • 卒業後の進路をどのように決めたかお聞かせください
  • 最初は民間への就職を考えており、外資系企業の研究ベースのインターンに参加したり、個別の企業訪問を行ったりもしましたが、新しい世界観を創り出していく大学での研究に何にも代えがたい強い魅力を感じ、今の進路を選択しました。
  • 在学生や受験生にメッセージをお願いします
  • 時代の流れが激しく変わっていく最近は常に学び続けることが不可欠になってきているように思います。その中でも個人の強みの種は専門性から現れるのではないかと思っています。大学生活は専門にしようと思える好きなものを見つけるのにうってつけの時間なので、極めたいと思えるものをぜひ見つけてください。
ページの先頭へ