加速器における素粒子原子核実験のための測定器システムの開発研究
加速器科学グループは、加速器の研究、ビームラインの研究、測定器の開発研究の3グループから成り立っています。今回は測定器開発研究グループの研究内容を紹介しましょう。素粒子・原子核物理学は、かつて宇宙創生の瞬間に発生した素粒子の現象を、加速器によって地上で再現し、それを高機能の観測装置で分析する物理学です。ですから高性能の加速器とともに最高感度の観測をする実験装置が実験研究の要であり、観測・測定装置の革新が物理学の新しい領域を切り拓きます。