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物理学科の概要

物理学科ってこんなところ

物理学とは、自然界で起きている多様な現象にひそむ基本法則と原理を発見し、新しい現象を予測・説明する学問です。物質の基本要素である素粒子・原子核の性質や、固体や液体、高分子・生体物質など、粒子が集まり複雑に相互作用することで生じる極めて多様で多彩な物質の性質を、物理学は明らかにしてきました。

物理学科の歴史は東北帝国大学の分科大学(理科大学)が設置された 1911 年に始まります。それ以来多くの研究者を輩出してきました。現在では約150 名の教員を擁する国内で最大級の物理学教育研究組織になっています。

学部では、講義・演習・学生実験を通して、物理学の基本となる考え方を習得します。そして4 年次で各研究室に所属し、より専門的なテーマを研究します。学部卒業後は多くの学生が大学院に進学し、「社会の第一線で活躍する科学技術者に必要な知識と技能を身につける」ことを、研究を通して学びます。

優れた研究教育環境の中で、毎年多数の大学院生が将来の物理学研究を担う人材として育っています。

極小の世界から極大の世界までの探求の繋がりを示すウロボロスの蛇。極小の素粒子の研究は、極大の宇宙の研究と密接に関係している。

実験物理学

実験物理学の醍醐味は、自然と直接触れ合うことができることです。これまで誰も触れたことのない新しい結果を自分の実験データに見出したときの喜びは何物にも代え難いものです。

自然と触れることは、試料を“ 創り” これを“ 測る”、あるいは自分で創った測定器・検出器を用いて自然を“ 視る”ことを通して行われます。最先端の研究のためには、研究者自ら装置を設計し作製します。

学部教育の「物理学実験」(2 年後期から3 年後期)、「物理学研究(卒業研究)」では、研究の現場で使用されている実験装置を使い、自分の目の前に広がる自然に触れることができます。

理論物理学

「紙と鉛筆を使って自然界の謎を解き明かしたい」。アインシュタインにあこがれて物理学科に入学してくる学生は多くいます。近年では紙と鉛筆に加えてコンピュータが理論物理学者の大きな武器です。

自然の謎に理論的に応えるには“ 考える”、“ 議論する”、“ 計算する” の3つを繰り返すことが不可欠です。学部教育の「物理学セミナー」(3年後期)や「物理学研究(卒業研究)」では、これら3 つのアプローチを通して、物理の謎に理論的に迫ります。 特に演習では、具体的な問題を“ 手を動かして解く” ことにより物理の基礎を理解し、身につけることができます。

物性物理学

原子や電子が多数集まったら何が起きるだろうか?そこでは、一個一個の原子や電子の性質からは想像もつかない未知の世界が広がっています。固体や液体、高分子の研究は、一つ一つが違った世界の探索です。

近年ではナノテクノロジーを駆使して、我々が望むものを自由に作れるようになってきました。物理学科では、強磁場、極低温、超高真空などの極限状態のもとで、あるいはナノ微細加工、超高速光学技術、大規模数値計算機を使って、ミクロなメカニズムの解明と新しい世界の探索に挑戦しています。さらには、ソフトマター物理や生物物理という領域横断分野の研究も行っています。

素粒子・宇宙・原子核物理学

物質の究極の姿は何だろうか? 自然界を支配する法則は一体何だろうか? 宇宙はどうやってできたのだろうか? これらの問題に応えるには、加速器を用いて高エネルギーに加速した素粒子・原子核を衝突させ反応を調べたり、宇宙・地球内部・原子炉から来るニュートリノを精密に測定したり、極小の世界の現象を実験的に調べることが不可欠です。

理論的に調べるには、相対性理論と量子力学を組みあわせたり、高度な数学を駆使する必要があります。物理学科では、世界の大型実験施設で実験を行ったり、国内外の一流の研究者と一緒に考え計算することで、誰もが抱く究極の問題に日夜挑んでいます。

大学で
どんなことを学ぶ?

高校の物理が“本物”になる

高校で学ぶ運動方程式やエネルギー保存則は、自然現象を理解するための第一歩にすぎません。高校物理では、多くの公式が登場し、それらを組み合わせて問題を解くことが中心となります。しかし、これは本来の「物理学」の姿ではありません。物理学とは、自然現象の本質を捉える単純で普遍的な基本法則を見いだし、それを出発点として未知の現象を予測する学問です。その過程は緻密な論理的思考に基づいており、それを実現する“言語”が数学です。

力学を例にとると、高校では複数の公式を組み合わせて物体の運動を計算しますが、大学では運動方程式という一つの原理からあらゆる運動を導き出そうとします。運動方程式は微分やベクトルを用いて記述されるため、高校数学の基礎をしっかりと理解していることが重要です。また、大学での物理実験は、単に公式の正しさを確かめるために行うものではなく、自然現象に直接触れることでその本質を抽出できる最も重要な手段です。

学部教育では、公式の暗記ではなく、理論と実験の両輪によって自然現象を支配する法則を見いだす力を養うことを目指しています。

そのため本学物理学科では、力学、電磁気学、量子力学、統計物理学といった基礎分野について、座学だけでなく演習も重視した授業を設けています。演習はクラス分けによる少人数制で行われ、学生が自ら手を動かして理解を深められるよう、教員および大学院生のティーチング・アシスタントが丁寧にサポートしています。

数学を“言語”として使う

高校で学ぶ微積分、ベクトル、複素数、確率といった数学の内容は、大学で物理を学ぶための大切な基礎となります。物理学では、自然のさまざまな現象を曖昧なく表現し、予測し、理解することが求められます。そのためには合理的な表現方法と論理的思考が求められます。これを可能とするのがまさに数学です。特に、高校で学んだ数学が、大学における物理の基礎を理解するのに極めて大事な要素となります。

たとえば、物体の運動を解析するには微積分が、力のつり合いや電場・磁場の向きを扱うにはベクトルが欠かせません。また、波や振動の研究には複素数が、量子力学や統計力学には確率の考え方が重要な役割を果たします。

本学物理学科では、物理を理解するための数学力を協力にサポートするため、物理のための数学という講義を数学の基礎科目とは別において、1年前期から高校と大学の教育上の接続を意識しながら丁寧に指導しています。

高校で学ぶ数学の知識は、大学の物理で新しい世界を理解するための“言葉”のようなものです。だからこそ、高校のうちに数学の考え方を身につけておくことが、大学での物理学の学びをより深く、楽しいものにしてくれます。

実験で“手を動かす”楽しさ

物理学の魅力のひとつは、頭の中で考えるだけでなく、実際に手を動かして確かめられるところにあります。教科書で学んだ原理や法則を、自分の手で実験し、観察し、測定することで、理解がぐっと深まります。

高校では、実験は教科書に書かれている公式を確かめることが中心ですが、大学では、実験によって新しい物理現象を探索します。たとえば、落下の実験で運動の法則を確かめたり、レンズや鏡を使って光の性質を調べたりすることから始まり、大学では、より高度な装置を用いて未知の現象を調べたり、自らテーマを設定して新しい発見を目指した実験を行います。時には予想外の実験結果を目の当たりにし、驚くこともあります。

手を動かしながら、目の前で起こる現象の中に新しい発見を見いだすこと。それこそが、物理学ならではの醍醐味です。

本学物理学科では、学年が進むにつれて専門性の高い内容へと自然にステップアップできるカリキュラムが用意されています。基本的な実験内容から始まり、先端的な実験や最先端研究への参加まで、スムーズに物理学を深めていける構成が魅力です。また、カリキュラムには、多彩でユニークな選択科目や課題が用意されており、宇宙物理・素粒子・物性・量子情報など、さまざまな興味や進路に対応できます。学生は自身の関心に合わせて柔軟に実験を体験しながら、物理学の理解を深めることができます。

先端分野への入り口をのぞく

大学での物理学の学びは、教科書に書かれている知識を超えて、最先端の研究につながっています。物質の最小単位である素粒子の研究や、宇宙の起源を探る天体物理、物質中の電子や原子の集団としてのふるまいを解明する物性物理など、物理学の世界は、今も広がり続けています。

授業や実験を通して、こうした先端分野の考え方や研究手法に触れることで、自然の仕組みをより深く理解し、新しい発見への入り口をのぞくことができます。

大学での物理学の学びは、未知の世界を自分の手で切り開くための第一歩なのです。

本学物理学科は、宇宙物理学、素粒子論、物性物理、量子情報、生物物理など広範な研究分野で多数の教員を擁しており、学生の興味に応じて進路を切り拓ける環境が整っています。さらに、少人数制の演習や充実した実験実習により、理論と実践の両輪で物理を深く学ぶことができます。このような学びの中で、学生たちは自然の背後にある法則を見出す力を養い、将来、研究・教育・産業の各分野で活躍できる高度な人材へと成長していきます。

卒業研究で“自分だけの答え”を探す

大学での学びの集大成となるのが、卒業研究です。これまでに身につけた知識や実験技術をもとに、自分でテーマを選び、課題を設定し、結果をまとめていきます。

卒業研究では、まだ誰も知らない現象を調べたり、新しい理論を検証したりすることもあります。教科書に書かれている答えをなぞるのではなく、自分自身の力で答えを生み出す経験ができます。

うまくいかないこともありますが、試行錯誤の先に得られる発見や達成感は、何にも代えがたいものです。自ら考え、手を動かし、自分だけの答えを見つけること。それが、大学で物理を学ぶ最大の魅力のひとつです。

本学物理学科では、こうした自ら考え、探求する姿勢を大切にする教育が根づいています。卒業研究においては、学生一人ひとりが主体的に物理に取り組むため、計算機や実験装置など充実した研究環境が用意されています。特に、次世代放射光施設や極限環境設備といった世界的にも類まれな研究設備を利用することができ、世界をリードする研究の現場に身を置くことができます。さらに、このように専門性を高めるなかで、素粒子、宇宙、物性、量子など多様な分野が集まる本学科においては、分野を横断した視点や協働も自然と育まれます。

カリキュラム

4年間の学部教育のうち、最初の1年半は物理系 (物理・天文・地球物理が含まれる) として教育が行われ、これらの学問に共通する基礎となる古典力学、 電磁気学、熱力学を学びます。 2年次の後半より学科にわかれますが、物理学科では、 現代物理学の基本である量子力学や統計力学などを身につけると同時に、 実験により物理現象の現実の姿とそれを解明する方法 に触れることができます。引き続いてより専門的な素粒子、原子核、 物性物理学が講義されます。 4年生は物理学教室の研究グループのいずれかに所属して卒業研究を行います。 学部 教育は、大学院における高度な教育の基礎を与えるとともに、 産業界で活躍するための科学的素養を培うことも目指しています。

物理学科(2年後期)~で学ぶこと

入学から卒業までの流れ

学部入試方法

AO入試 特別選抜入試 一般入試
11月 Ⅱ期 科学オリンピック入試
国際バカロニア入試
帰国生徒入試
1月 共通テスト
2月 Ⅲ期 前期日程
3月 私費外国人留学生 後期日程

物理学科は宇宙地球物理学科とともに理学部物理系として入学者を募集します。
入学試験の詳細は、理学部ホームページをご覧下さい。

大学生活の流れ

4年間の学部教育のうち、最初の1年半は物理系(物理学科、宇宙地球物理学科)として教育が行われ、これらの学問に共通する基礎となる古典力学、電磁気学、熱力学を学びます。

1







1年生 物理系

講義開始
人文・社会・語学 など・解析学、線形代数学 など
力学、電磁気学、物理数学 など
物理学のフロンティア(1年生)
物理学専攻の研究室を見学したり、研究室のメンバーとともに輪講や実験を体験したりすることで、実際の研究活動の雰囲気を肌で感じ取り、将来の学びや進路選択に役立ててもらうことを目的としたイベントです。
2








2年生(前期) 物理系

物理学科オープンラボ(2年生)
物理学科の研究室は数も多く研究範囲も幅広いので、2年生が学科配属前に参考になるように、物理学科の研究室を見学するツアーを開催しています。
10月に所属学科決定(物理学科、または宇宙地球物理学科へ)

2年生(後期) 青葉山キャンパス(物理学科)

解析力学、電磁気学、物理数学、量子力学、物理実験学、物理学実験 など

3

量子力学、統計物理学、物理学実験、電気力学、素粒子物理学、原子核物理学、物性物理学 など

4

4年生 研究室配属

卒業研究スタート

大学院進学希望者は8月に入試

大学院入試説明会・研究室見学(仙台会場)
物理学専攻の概要や修了後の進路・進学状況、入学試験日程などの全体説明、そして、自己推薦入試に関する説明を行います。また、各研究室の見学ツアーも実施します。さらに、ナノテラス見学ツアーも実施しています。
卒業
進路・就職
大学院・民間企業・官公庁・教員 など

キーワードで探す最前線研究

キャンパスライフ

物理学科の1日

登校

地下鉄の出口を出ると、すぐ目の前に青葉山キャンパスです。朝の澄んだ空気と緑に囲まれた道を歩きながら、その日の授業や実験のことを考えます。友人と待ち合わせて一緒に登校するのも、毎日のちょっとした楽しみです。

2限の授業

午前中は演習の授業です。学生自身が他の人の前で黒板を使って事前に出題された問題の解説を行います。みんなの前での発表は少し不安もありますが、先生が補足してくれるので安心して発表ができます。

昼食

昼は生協のカフェテリアや学内のベンチで友人とランチです。課題や趣味の話をしたり、午後の実験に向けて気持ちを切り替えたりと、充実したひとときを過ごせます。

学生実験

午後は本格的な物理実験です。様々な実験を行いますが、今回は電磁波の伝搬特性を調べる実験。自身で回路を設計・制作し、電磁波が伝搬する様子を調べます。うまくいかないときの試行錯誤も含めて、実験は実際に起こる物理現象の理解が深まる貴重な時間です。

自主ゼミ

授業や実験で疑問に思ったことを解決するために、友人と集まって自主ゼミを開催。意見を出し合う中で新しい発見があり、知識がどんどんつながっていく感覚を味わえます。

放課後

夕方はサークル活動やアルバイト、図書館での勉強など、それぞれが自分の時間を過ごします。学びと遊びのバランスを取りながら、大学生活の充実を感じられる時間帯です。

仙台の大学と学ぶということ

東北最大の都市・仙台は、学びと暮らしの両方を充実させてくれる街です。
駅前には商業施設やカフェが並び、友人と気軽に集まれる場所がたくさんあります。一歩歩けば緑豊かなケヤキ並木が広がり、勉強の合間にリフレッシュできる自然も身近にあります。交通の便がよく、青葉山キャンパスへも地下鉄一本で10分ほどでアクセス可能。青葉山キャンパスから繁華街へも10分かからずに行けるので、放課後友人と気軽に食事に行けます。

住むところは学生によって様々です。キャンパスから地下鉄で数分のエリアは静かでリーズナブルなので、住んでいる学生が多いです。賑やかなところが好きであれば仙台駅近くに住むこともできます。それでも首都圏郊外に住むより家賃は安くすみます。
研究に集中できる環境と、心地よい生活空間。そのバランスが整った仙台だからこそ、落ち着いて学びに打ち込むことができます。ここで過ごす学生生活は、学問だけでなく、新しい仲間や経験を通じて自分を大きく成長させてくれる時間になります。

仙台駅
(青葉山から地下鉄で11分)
定禅寺通りのケヤキ並木
青葉通一番町
(青葉山から地下鉄で7分)
仙台の繁華街である一番町

先輩からのメッセージ

在校生

B4行弘 佳鈴

東北大学の物理学科に進学を決めた理由をお聞かせください。
高校生の頃から物理学に関心があり、ニュートンの運動方程式のように現実世界が数式で表され、説明できることに大きな魅力を感じていました。物理学をより深く学んでみたい、自分の手でまだ解明されていない現象を説明してみたいという思いから物理学科への進学を決めました。
実際に入学して感じたことをお聞かせください。
高校までに学んだ物理よりもさらに奥深い世界が広がっていることを実感しました。難しい内容に直面することもありますが、その理解の先にある面白さを知ると、さらに知りたいという気持ちが強くなります。
現在どのようなことを学習/研究していますか
現在は素粒子原子核理論研究室に所属し、場の量子論を中心に学んでいます。大学院では、行列模型を用いた超弦理論の非摂動的定式化に関する研究に取り組みたいと考えています。
学業以外で力を入れていること(サークル、アルバイト、趣味など)はあれば教えてください。
グローバルリーダープログラム(TGLプログラム)に在籍し、留学生とともに授業を受けるほか、留学を経験し、国際的な視野を広げることに力を入れています。
この学科での学びが、将来にどうつながると感じているをお聞かせください。
将来は研究者として活躍したいと考えています。自主ゼミが活発に行われるなど、自由に学びを深められる環境が整っているこの学科での経験は、確実に自分の成長につながっていると感じています。
本学の物理学科を目指している方へメッセージをお願いします。
物理学科と聞くと難しそうという印象を持つかもしれませんが、初めからすべてを理解している必要はなく、何か一つでも知りたいことがあれば、それを原動力にあらゆる壁は乗り越えていくことができます。ぜひ自分の興味を信じて、東北大学で学びを深めてみてください。
在校生

B4森 佑一

東北大学の物理学科に進学を決めた理由をお聞かせください。
物理学科に行くつもりではあったのですが、理数系に強い友人からの口コミと、高校の研修で東北大学に訪れたことがあり、全体的な印象が良く東北大学に決めました。
実際に入学して感じたことをお聞かせください。
物理の主要科目には添削付きの演習の授業がついており、期待通りの質の高い物理教育を受けられたと感じています。また、多様なバックグラウンドを持ちつつ、物理にどこかしら魅力を感じている部分は共通している学生が集まっているのはとても面白いです。
現在どのようなことを学習/研究していますか
量子情報理論の基礎に興味を持って勉強を進めています。
学業以外で力を入れていること(サークル、アルバイト、趣味など)はあれば教えてください。
運動が好きなので定期的に青葉山を走っています。
この学科での学びが、将来にどうつながると感じているをお聞かせください。
非常に多くのことを学んだのでとても全ては伝えきれません。ただ、同じように(もしくは自分以上に!)物理や数学が好きで熱心な友人らと時間を忘れて議論し、切磋琢磨した経験は今後の自分を支えてくれると確信しています。
本学の物理学科を目指している方へメッセージをお願いします。
背伸びした勉強や活動も良いですが、高校数学だったり、高校数学でわかる範囲の数学の色々なトピックに慣れ親しんでおくのも重要だと思います。
在校生

B4岡田 灯馬

東北大学の物理学科に進学を決めた理由をお聞かせください。
高校生の時、物理の面白さに惹かれ、物理学科に入ろうと決めました。仙台の住環境が良かったことや、東北大学の設備が整っていることで入学を決めました。
実際に入学して感じたことをお聞かせください。
本学の物理学科は他の学部と比較しても、自由にのびのびと過ごせると感じています。物理の議論なども、盛んに行われている印象です。物理の理解は、一朝一夕では身に付かず、こういった普段の同期との議論に大変助けられたと感じています。
現在どのようなことを学習/研究していますか
物性理論を専攻しています。強相関系という相互作用のある系における、解析手法や数値計算手法について学んでいます。
学業以外で力を入れていること(サークル、アルバイト、趣味など)はあれば教えてください。
学部は主に、運動部に所属していました。引退後はエンジニア系のインターンをしています。
この学科での学びが、将来にどうつながると感じているをお聞かせください。
この学科は普段から、考えたり議論したりすることが多いので、そういった力は否応なしにつくと思います。
本学の物理学科を目指している方へメッセージをお願いします。
大学の物理は、高校の物理よりも格段に面白く、追求しがいのある分野だと思いますし、本学は十分な設備が整っていると感じています。本学科を目指されている方が、4年間物理に夢中になれることを祈っています。

進路情報

学部(物理学科)卒業後に進路はこちら、大学院(物理学専攻)修了後に進路はこちらを参照してください。

⼊試情報

よくある質問

東北大学理学部物理系に関して

物理学科と宇宙地球物理学科で学べることの違いは何ですか?
2年生の前期までは、物理学科と宇宙地球物理学科は区別されず、「物理系」として共通の科目を学びます。そのため、両学科で学ぶ物理の基礎は共通しています。2年生の後期から物理学科、宇宙地球物理学科(地球物理学コース)、宇宙地球物理学科(天文学コース)の3つのうちどれかに配属されます。すなわち、宇宙地球物理学科では、2年生の後期の学科配属の時点から「地球物理学」と「天文学」の2つのコースに分かれて、専門教育が本格的に始まります。一方、物理学科では、4年生の研究室配属まで特定の分野を決めずに幅広く学びます。
東北大学理学部物理学科の魅力を教えてください。
東北大学物理学科では、力学や量子力学などの基礎から、最先端の学術分野まで、幅広い物理学を体系的に学ぶことができます。本学物理学科は国内最大規模であり、素粒子物理・原子核物理・宇宙物理から物性物理・生物物理まで様々な分野を専門とする教員が在籍するため、現代物理学における広範な領域にわたり高度な専門教育を受けることができます。 また、「研究第一主義」のもと、早い段階から研究に触れられる環境が整っており、多くの学生が大学院へ進学し、深い専門性を身につけています。 教員1人あたりの学生数が少なく、少人数制の丁寧な指導も魅力です。国内外の研究機関と連携した国際的な研究活動も活発で、グローバルな視野を持つ研究者を目指す方にも最適です。日本初の「国際卓越研究大学」として充実した研究教育の下で学ぶことができる恵まれた環境にあります。
物理系で募集していることに魅力はありますか?
物理系として一括募集していることには、大きな魅力があります。1年生から2年生前期までは、物理学科と宇宙地球物理学科を区別せず、共通のカリキュラムで物理の基礎を幅広く学びます。 高校生の段階で特定の分野に興味があっても、大学で多様な講義を受け、幅広い知識を身につけることで、新たな興味や視点が生まれることも少なくありません。入学後に自分の関心や得意分野を見極めたうえで、どの分野をより深く学ぶかを考えられるのは大きな利点です。 さらに、両学科の教員による講義や実験を通して、物理のさまざまな研究分野に触れられることも魅力の一つです。素粒子から物性、地球・宇宙、さらには量子情報科学までをカバーする教授陣のもとで学ぶことで、自分の将来像をじっくりと描くことができます。
学科配属はどのように行われますか?
東北大学理学部の入試では、「物理系」として一括で募集しています。入学後は、2年生の後期から学科に配属されます。物理系では、「物理学科」と「宇宙地球物理学科」の2学科に分かれることを前提に定員が設定されています。さらに、宇宙地球物理学科の中では「天文学」と「地球物理学」の2つのコースに分かれます。つまり、2年生の後期からは「物理」「天文学」「地球物理学」の3つの分野に振り分けられることになります。
学科配属や専門教育によってキャンパスの変更はありますか?
はい、2年前期までは川内キャンパスをメインとしたカリキュラムとなっており、物理学科では、2年生の後期から青葉山キャンパスにおいて専門教育が実施されます。そのため、2年生でキャンパスの変更となりますが、川内キャンパスと青葉山キャンパスのキャンパス内にそれぞれ仙台市地下鉄東西線の駅があり、それらの間を3分ほどで結んでいます。また、キャンパス間の巡回バスも多くあります。4年生での研究室配属に伴って、研究室が青葉山キャンパス以外に片平キャンパスもしくは三神峯キャンパスになる可能性があります。いずれも仙台市内(仙台駅から5km以内)にあり、引越や長距離通学を強いるような距離ではありません。
演習の授業は何を行いますか?
物理の基礎科目である力学や電磁気学、そして現代物理の中心である量子力学や統計力学は、物理学科の必修科目となっています。これらの内容は、講義を聞くだけでは理解が不十分となることも多いため、実際に自分で手を動かして計算することがとても重要です。 演習の授業では、実際に物理の問題を解くことで、座学だけでは得られない計算の過程や、式のもつ物理的な意味を実践に基づいて理解することができます。 本学の物理学科では、演習科目をクラス分けして行う少人数教育を実施しており、教員がきめ細かく指導します。大学院生のティーチングアシスタントがついており、質問や相談がしやすい環境で、着実に理解を深めることができます。
実験の授業はどういった形で行いますか?
物理学科の実験授業は、段階的にレベルアップしながら、基礎から応用・先端研究につながる技術までを習得できるように構成されています。 1〜2年次には、力学・電磁気・熱・光・量子といった物理の基本法則を確認する基礎実験を中心に行います。実験の進め方や測定機器の使い方、データ解析、レポート作成など、科学的な思考と技術の基盤を身につけることが目的です。 3年次にはより高度なテーマを扱い、様々な研究室が専門とする各分野において、自分で手法を考えて組み立てる探究的な課題にも取り組みます。大学院レベルの実験や研究にもつながる内容が多く、研究室配属前の準備としても重要な位置づけです。 4年次には、いよいよ本格的な研究が始まります。研究室に配属され、研究室内の教員や先輩の大学院生からの教えをもらいながら、また時には同じ立場で、分野の最先端を切り拓くことに挑戦します。 授業は基本的に少人数で行われ、丁寧なサポートを受けながら進めることができます。自ら手を動かし、実際に測って考える経験を通じて、物理学への理解が一層深まります。
授業を理解するのに重要なことは何ですか?
自然現象の本質を理解し、未来を予測することを目指す物理学では、数学は言語であり、同時にそれを強力な道具として用います。数式を通じて現象を表現し、そこから新しい法則や予測を導くため、数学的な思考力は物理学の基盤を支える重要な要素です。そのため、高校で学ぶ数学、とくに微積分やベクトル、三角・指数・対数関数などを理解しておくことが、大学での物理の授業を理解する上で大切になります。 また、学部で最初に学ぶ物理の授業は、力学や電磁気学、熱力学などの基礎的な科目から始まります。これらの内容は一見すると抽象的に感じられるかもしれませんが、実際には量子力学や統計力学、相対性理論といった現代物理学を通して、さまざまな先端的研究へとつながる重要な入り口です。授業を受ける際には、自分の興味のある分野がどのようにこれらの基礎と結びついていくのかを意識して学ぶことが、理解を深めるうえでも、学びの意欲を維持するうえでも大切です。

仙台に関して

学生生活を過ごすのに仙台の良さは何ですか?
人口100万人ほどの都市ですが、街自体はコンパクトです。仙台駅から歩ける範囲で多様な過ごし方ができます。また、人が多すぎず、少なすぎず、また公園や並木通りも多く、街と自然が調和した美しい街ですので、勉学に集中するのにもとてもよい環境です。また、居住費も首都圏に比べて低く抑えることができるのもメリットです。賑やかなところが好きであれば、仙台駅近くに住むことができますが、それでも首都圏郊外に住むより安いくらいです。中心部から離れれば、より落ち着いた環境でかつリーズナブルな場所がたくさんあります。
交通の利便性を教えてください
1年生から2年生の前期までの授業をメインで受ける川内キャンパスは仙台駅から地下鉄で7分程度、2年生後期からのカリキュラムが行われる青葉山キャンパスは仙台駅から地下鉄で10分程度です。両方のキャンパスの地下鉄の駅はそれぞれのキャンパス内にあり、アクセスは抜群です。