物性実験II

量子機能計測

教員

客員教授/大谷 知行 HP
客員准教授/藪野 正裕 HP   

研究について

CMB偏光観測望遠鏡GroundBIRD(スペイン)

世界最先端の研究データは、しばしば最先 端の計測分析技術や機器を通じて生まれ、その実験技術は日々著しく進化し続けています。 これらの計測分析技術の物理的振る舞いを理解し、能動的に活用することにより、物理学のみならず異分野融合を切り拓く新たな計測・分析手法が生まれます。量子機能計測グループでは、最先端の計測分析技術を基軸として、超伝導体を用いた量子検出器の開発や新たな電磁波領域であるテラヘルツ波を用いたセンシングに関する研究を進めています。

また、紫外から中赤外波長領域における超伝導単一光子検出器を開発しています。量子情報の担い手である光子を高効率に検出する単一光子検出器は量子コンピュータや量子情報通信技術に不可欠な重要デバイスです。この研究では、超伝導薄膜ストリップを用いた高性能な単一光子検出器を開発し、最先端の光量子技術への応用を進めています。

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